「自助グループ」についての歴史的変遷

かなりしょっぷは2001年3月9日金曜日、午後3時から京都の青少年活動センターの会議室の一室で開催された。初回は全部で12人の参加者だったが、事前に連絡をしていた3分の1にも満たなかったようだ。はじめのうちは週に1回、その後は2週間に1回や1か月に1回などいろいろ試し、たまに“休み”をとることもあったそうだ。

自助グループの代表である井上佳絵子(以下井上)は摂食障害の経験者であり、自助グループを始めた当初は「摂食障害である」ということを周りに打ち明けたばかりであった。これまで過食・嘔吐に罪悪感を抱いていた井上は周りに自分の症状を告白することによって精神的に楽になったという。そして摂食障害を分かち合う場を作りたいという思いから「自助グループ」をはじめたのである。